資産運用に関する記事です。
私が投資している投資信託のランニングコストである「信託報酬」が引き下げられると発表されました。
私の投資&保有している投資信託とは
「eMAXIS slim全世界株式(除く日本)」
です。
今回はこのニュースに歓喜して記事を書きました。
このような時代に資産形成ができることに感謝、感謝です。
私の投資&保有状況と今後
私は現在、つみたてNISA口座とiDeCoを使ってインデックスファンドと呼ばれる投資信託に投資しています。
インデックスファンドとは、そのファンドごとに決められたインデックス(金融指数)の値動きに連動することを目指した投資信託です。
指数とは身近なもので言う日経平均225や、TOPIXなどです。
日経平均225が値上がりすれば、その動きに連動する投資信託も値上がりし、下がればそれも連動します。
インデックスファンドは世の中がどんどん豊かになり、景気は上下しながらも長期でみれば、右肩上がりに良くなっていくという考えに適合しています。
私の買っている投資信託は、三菱UFJアセットマネジメントの
「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」
です。
このファンドが連動するインデックスは
MSCIオールカントリーワールドインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)
といいます。
このインデックスはモルガン・スタンレーキャピタルインターナショナルが運営する指数であり、先進国と新興国の大型株や中型株で構成されています。
いわゆる全世界株投資にあたります。
三菱UFJアセットマネジメントが運営する4つのファンドの手数料が大幅に値下げされました。
その4つとは
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)
eMAXIS Slim新興国株式インデックス
の4つです。
今回なぜ手数料が引き下げられることになったかといいますと、それはこのeMAXIS Slimシリーズのコンセプトに理由があります。
とことんコストにこだわるシリーズというコンセプトです。
野村アセットマネジメントが販売している投資信託「はじめてのNISA」シリーズの、
「はじめてのNISA・全世界株式インデックス」
が手数料業界最安値を叩き出しました。
信託報酬にかかる信託報酬率0.05775%です。
隠れコストがあるのではと思いながらも、これは安い!と思いました。
そんなライバルが現れると本領発揮するのがeMAXIS Slimシリーズです。
はじめてのNISAに追いつき、業界最安値を維持するため値下げに踏み切られたことが考えられます。
この手数料とは、正式にはインデックスファンドを購入し、保有していると必ずかかってくるコストであり、いわゆる投資信託を保有するためのランニングコストです。
その値下げは、私達個人投資家にとってメリットしかありません。
さらに来年2024年からは大幅改善された新NISAもスタートします。
今まさに日本は資産運用するには、これまで史上最も適した時代だと確信しています。
今後の資産運用戦略はもちろん新NISAを活用し、インデックスファンドを購入&長期保有していく予定です。
新NISAが始まることだけでも
「こんな時代に資産形成できるのは幸せだなー」
と思えるのに、ここにきてインデックスファンドのランニングコストが大幅ダウンときました。
これはとても嬉しいことです。至れり尽くせりです。
なかなか給料はあがらないし、社会保険料は値上がりの一途。
このような非課税制度を利用して恩恵を受けなければ税金として資産を獲られる一方なのかもしれません。
信託報酬に係る信託報酬率の引き下げとは
信託報酬率とは何か。
投資信託を運用するためにかかる手数料を運用管理費用といい、またの名を信託報酬と呼びます。
信託報酬はファンドを購入した投資家が三菱UFJアセットマネジメントに支払う手数料であり、三菱UFJアセットマネジメントの利益となります。
この信託報酬の算出は、ファンドごとに決められた一定率を保有資産にかけて算出します。
その一定率のことを信託報酬率といいます。
令和5年9月8日付の約款変更通知で、信託報酬率の大幅引き下げが発表されました。
ほぼ半額になりました。
変更前の信託報酬率は年率0.1133%(税抜 年率0.1030%)でした。
変更後は年率0.05775%(税抜 年率0.0525%)になります。
はじめてのNISAシリーズと同率。
例えば100万円分のファンドを保有していると年間1133円手数料がかかっていました。
それが今回の値下げで約578円になります。
元々手数料が安いインデックスファンドですから、たった1000円かよという印象かもしれませんが、さらにその半額にしてもらえるということで、超優良ファンドであることは間違いありません。
これら値下げされたファンドを長期で保有したとすると、この値下げ幅はどんどん大きな影響を与えてきます。
キーワードは複利運用。
毎年差額が500円のままでも、その500円は複利運用され、どんどん大きな金額へと成長します。
インデックスファンドに投資するうえで手数料を馬鹿にはできません。
小さな差額が大きな資産の差になります。
とことんコストにこだわってくれるeMAXIS Slimシリーズは資産運用に頼りになるパートナーだとおもっています。
まとめ
今回私が大好きな投資信託のコストが大幅に下げられたため、嬉しさのあまり記事にしました。
長期で資産運用していくのに本当に嬉しいイベントです。
長期運用していくためのファンドを手放さないための握力がまたさらに強くなりました。
今後の投資戦略として、毎月のつみたては継続し、まとまったお金が手元にあるときはスポット購入による一括投資をしていきます。
新NISAが始まっても同じやり方を継続していきます。
新NISAの場合、大幅に投資枠が広がります。
我が家のやり方は特定口座にある投資信託や個別株式を売却して新NISAでインデックスファンドを購入していきます。
成長投資枠は一括投資。その資金は課税口座の売却した資産です。
つみたて投資枠は毎月10万円のつみたて投資で行こうと思ってます。
その資金は毎月の給与やボーナスから得た資金と、それだけでは到底足りませんので、課税口座の売却資産も使用予定です。
新NISA戦略の理想は、夫婦2人分のNISA上限額3600万円を5年で埋め、なるべく大きな資産を早い段階でリスクにさらすことなのですが、さすがに我が家は不可能です。
焦る必要もSNSの情報と比較する必要も全くありません。
と自分に言いつつ、我が家のペースで埋めていきたいと考えています。
しばらくの間、少しでもNISAへ!という気持ちが強く、例年よりも投資額を無理に増やしてしまいそうです。
そうではなく、毎月投資できていることだけでも自分を褒めて、ゆっくりじっくり資産運用を楽しみたいと思います。
そもそも私は日本株は個別株運用するという理由で、日本が除かれた全世界株式ファンドに投資しています。
それに加え少子高齢化による人口減少の影響を考え、現在投資しているファンドを選びました。
この気持ちに変化が現れています。
2024年の新NISAから、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を購入しようかと考えています。
人口減少していくから日本経済は右肩下がりだと言われる方が身近にもみえるのですが、人口減少しても、国民一人あたりの生産性が向上すれば、国は成長するはずですし、何より自国へ投資することで、日本企業の応援を少しでもできればと考えられるようになりました。
オールカントリーに含まれる日本株式の比率は5.5%ほどだったと思います。
子供のジュニアNISA口座はすべてオールカントリーで運用しています。
世界でどんな良いイベントが発生しても取りこぼしが少ないことが安心感につながり、長期分散投資はこれ一本!を体現できます。
どうするべきかまだまだ考え中ではありますが、後悔のない資産運用にしていこうと思います。
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