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【専業主婦がiDeCoを始めました!】その理由は?

iDeCoイメージ 家計管理
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家計管理に関する記事です。

夫1馬力の専業主婦家庭がiDeCoを活用して、資産形成に励んでおります。

これまでは夫婦それぞれのつみたてNISA口座と特定口座、夫のiDeCoを主軸として資産運用を行ってきています。

2022年1月に入り、夫からの提案で、私名義のiDeCoを申し込みました。

専業主婦もiDeCoを活用することは可能です。

しかし、専業主婦ではiDeCoの一つのメリットである所得控除を享受できないことから、60歳以降でないと資金の引き出しができないというデメリットが強調され、今まで私も開設していませんでした。

そんな私たち夫婦がなぜ今私のiDeCoまで開設したのかを書いていきます。

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これまでの資産運用方法は

2022年1月までの資産運用方法は上記の通り、つみたてNISA口座と特定口座を主軸に行ってきました。

その額は次々夫婦で50000円ずつ、計10万円です。そのうち、つみたてNISAに月33333円。特定口座に16667円投資しています。

この半端な数字は、毎月の積み立て投資で「楽天ポイント」を稼ぐためです。

つみたてNISAと特定口座に利用している証券会社は楽天証券です。

楽天証券では、投資信託の積み立てに「楽天カードのクレジット決済」をすることで、1%の楽天ポイントを貯めることができます。

そのポイントには上限があり、毎月50000円までです。

50000円積み立てるだけで、毎月500ポイントをゲットすることができます。それを夫婦で享受するため、それぞれの口座で上限一杯設定しているわけです。

さらに資産形成は夫名義のiDeCoも活用しています。

iDeCoの掛金(投資資金)はその全額を所得控除することができ、年収からその額を引くことで節税することができます。

掛金で投資信託を積み立て、その運用益は非課税ということで大満足の非課税制度です。夫は職業ごとに設けられたiDeCoの掛金の上限いっぱいを活用しています。

しかし、iDeCoにはデメリットもあり、iDeCoの掛金は60歳まで引き出せません。

そのデメリットが生活にもたらす影響は大きいと判断し、収入の無い私は開設せず、目の前の楽天ポイントを取りに行っていたわけです。

夫は最近ずっと考えていたらしいのですが、やはり利用できる非課税制度は絶対に利用すべきという考えが優った結果、新年早々のiDeCo開設申し込みに至りました。

目の前の「ポイントゲット」より「長期で資産を作る」ことに集中

身の回りの人で、奥さんまでiDeCoをしている家庭は多くありません。

その理由としては、

「掛金を支払う余裕資金がない。」

「妻は所得がないから、メリットが少ない。」

と言う理由が多いです。

余裕資金がないのは子育て世帯が多いため仕方がないかと思います。

気になるのはiDeCoは所得がなければメリットが少ないと言うこと。

果たしてそうでしょうか。

私たち夫婦はそう思いません。というかそのことにやっと気づいたので、私の名義のiDeCoも開設したわけです。

余裕資金が十分にあったからiDeCoを始めたわけではなく、私のiDeCo掛金は私の特定口座16667円を削って入金する予定です。

なぜそこまでしてiDeCoを始めたのか。それは非課税口座の破壊力をなめてはいけないと気づいたからです。

運用益は非課税であるというメリットは、インデックスファンドの長期投資をしている我が家と、金融所得課税を増税しようとしている政府との相性を考えた時に激アツだからです。

使える非課税口座は全て使う!これがこれからの資産形成には必須です。そう考えた時、iDeCoのデメリットである60歳まで資金を取り出せないという問題は大した問題ではないのです。

積み立て運用を試算してみよう! 

特定口座は、課税口座です。運用益が発生すれば、運用益の20%に納税義務が発生します。それが10年後、20年後、税率が30%に増税されている可能性は少なくないと考えています。

しかし、口座がiDeCoなら、この30%は自分の資産になるのです。

ここで資産を試算してみます。

私のiDeCoを無事開設できたとして、掛金は満額の月23000円です。特定口座への積み立てをやめた分の16667円に追い金6333円ですね。この追い金は家計簿からなんとか捻出したいと考えています。

年間iDeCo拠出額は23000×12ヶ月で276000円です。

拠出、運用期間はサンプルとして、25年間とします。

(iDeCoの掛金拠出期間は60歳までです。)

投資信託は実際に私たちが購入している、

「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」

とします。年利は固定となってしまいますが、5%でいきましょう。

(この試算の投資信託はリスク資産です。5%はサンプルであり、固定金利ではありません。)

掛金(元金)合計は690万円 です。

25年間で積み立てたとして、年利5%だと、

運用益含む試算総額はなんと、

1369万6723円になりました。

複利効果はやはりすごいですね。

元金690万を引くと運用益がでます。

1369万6723  −  690万= 679万6723

となります。

特定口座だと、この運用益に課税されますので、

679万6723  ×  20% = 135万9344円

が税金となるのです。

すごく大きいです。

これがiDeCoだと135万9344円も自分の資産になるんです。

ちなみにiDeCoをせず、楽天ポイントとしてもらい続けることも試算します。

16667  ×  1%  = 166ポイント

を月当たりゲットできます。

iDeCoを使わず、このポイントをもらい続けたとしたら、

166  ×  12ヶ月 = 年間1992ポイントゲット

1992  ×  25年 = 49800ポイント

すぐに使えるポイントをもらうためにiDeCoを使用しないというのは、長期投資家として、ありえないことだと気づきました。

しかも田舎暮らしのうちでは、楽天ポイントって使いにくいんです。

マクドナルドなど、適当な外食に使うか、ホームセンターでオムツを買うかです。最近は専らポイント投資です。

試算はあくまで私の自己満ですので、細かい部分は間違っているかもしれません。でも非課税口座の力は間違いなく凄まじいものだということがわかってもらえると思います。

まとめ 

iDeCoのメリットは所得控除だけではなく、「数少ない非課税制度」だということを理解する!

今回調べてみて、巷でよく聞く、

「iDeCoで節税できる。」

という言葉はあくまでオプションなんだと感じました。

iDeCoの目的は老後資金の形成

その本質は運用益が非課税となること。

さらに出金時は退職所得控除や公的年金等控除が適用されます。

この2大非課税がメインだとわかりました。

この2大非課税を利用して、老後資金を作りやすくしてあるのに、日々のキャッシュフローに好影響がなければ利用者が限られるのではないか、そんな「今の生活」にもiDeCoの恩恵があるように、iDeCo掛金は、全額所得控除され、毎年節税効果がもたらされるのだと理解しました。

さすがは国が作った老後資金形成制度です。

専業主婦は掛金の所得控除にメリットがないのでiDeCoはやりませんってのは、60歳になった自分から怒られそうなくらい、もったいない気がします。

今は専業主婦でも、数年後は働いている可能性は誰にでもあります。

私もその1人で職探しをもうすぐ始めるのですが、パートタイマーでもiDeCoの節税効果はあるんです。

例えば、夫の扶養内でパートとして働く場合、

年収は120万円とします。

iDeCo掛金は月満額の23000円。だとすると、

所得控除として、年間25500円の節税になります。

パートタイマーとして働き、少しでも節税ができるのならそれだけでも魅力を感じませんか!?正直、私1人の老後資金を作るのなら、つみたてNISAと iDeCoをしていれば安心だと思います。そこに毎年の節税効果がついてくるのですから、やらなきゃ損!損!

ですね!!

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