こんにちは。ポコ夫です。

円安ドル高がガンガン進んでおります。
円安ドル高は輸出企業には追い風となる一方で、私たち個人消費者はデメリットに感じやすく、生活が苦しくなる話がSNSでも散見されます。
先日私は、米ドル建ての養老保険を解約し、解約返戻金を受け取りました。
私のポートフォリオから1つ、保険商品という安全資産が削除され、私の理想とする「インデックスファンドと現金」というシンプルなポートフォリオに近づきました。
今回は、なぜ今ドル建て保険を解約したのかを書いています。
契約していたドル建て養老保険の概要
私はプルデンシャル生命のドル建て養老保険
「リタイアメントインカム」(通称RI)
という商品を契約していました。
プルデンシャル生命のRIといえばそれなりに名が通っているそうです。私は知りませんでした。笑
養老保険ですので、老後資金の形成を行いながら生命保険としても機能する商品であります。
米ドル建てですので保険料や保険金はドルで契約されます。
最初に契約したのは2016年頃です。保険料は半年払いにしていました。半年ごとに800ドルの支払いを約3年続けました。3年後に払済保険に変更しました。
払済保険とは、契約変更手続きであり、その変更手続きまでに支払った保険料分のみで同じ保険を再契約するものです。保険料が少額でおさまる分、補償も小さくなります。
私の場合、払済保険へ変更するまでに年間1600ドルの支払いを3年間続けました。したがって総額4800ドルを保険会社に納めた事になります。
2016年から2019年末までの平均米ドル価格は約110円ですから、
4800ドル × 110円 = 528,000円
私はこの商品に約528,000円支払ってきたことになります。
気になる解約返戻金は?
ずはり今回受け取った解約返戻金は
547,000円 でした。
支払った保険料に対して解約返戻金を見つめ直すと、19,000円の利益が出ています。
まぁ赤字よりはいいですよね。保険はあくまで保険。利益を出すものではないという考え方は適切ではないと思っています。
契約していた保険は養老保険。資産形成を目的の1つとしている商品だからです。
なぜドル建て養老保険を今、解約したのか
今回の保険解約は19,000円の利益を生み出したものの、7年間の資産運用として評価すると、たった19,000円の運用益しか出せなかったとがっかりせざるおえません。
この保険料をインデックスファンドに入れておけばと考えると悔やまれます。
保険はやはり資産形成として弱い。
しかし本来、このタイミングで解約すると私の契約上は支払った保険料総額に対して、解約返戻金は大赤字の予定でした。
それはそうです。保険とは長期で契約するもの。
私のリタイアメントインカムも80歳までの契約だったと思います。
ドル建てでの契約上、保険料と解約返戻金の損益分岐点(逆転黒字化)は私が60歳くらいの時点だったと思います。
それがなぜ今回黒字になったのか。
それはまさに円安ドル高のおかげです。
米ドル建てでの保険契約だったため、解約返戻金ももちろんドル建てです。
この保険を新規契約し、保険料を払っていた期間は平均で1ドル110円くらいです。
解約手続き完了のハガキに記載があった今回の解約手続きで採用された円の価値は1ドル161円でした。
為替だけをみても1ドルあたり50円以上為替差益が発生しています。
生活防衛資金も準備でき、インデックスファンドと現金のみのポートフォリオを目指している私はこれを好機とみて保険自体を解約し、解約返戻金を来年用の投資の種銭として受け取った次第です。
保険は必要?不要?
保険が必要か不要かはもちろん個人の状況によって異なります。
一例として、私にとって保険は不要になりました。
保険の契約当初、資産形成のうちの安全資産として元本保証型資産があってもいいと考えていました。
すでに2人の子に恵まれていたので、私に万が一生命の危機が訪れようと家族を守るためにドル建て養老保険を契約した側面もあります。
その後年数を重ね、資産運用の経験が重なって行くことで、私のリスク許容度も拡大しました。
インデックスファンドの値動きに対し、家計管理の堅牢さも十分と判断しました。
生活防衛資金も1年分確保することができました。
さらに夢嫁(妻)も働きだし、夫婦の稼ぐ力が1.7馬力くらいにパワーアップしました。
以上のことから、安全資産としての保険商品が不要になりました。
そこで、この保険を現金化し、来年のNISA口座でインデックスファンドを買い付けることが、我が家にとって最も経済合理性が高いと判断しました。
その結果、今回の保険解約に踏み切ったのであります。
まとめ
今回の資産管理の一件、正確には、「保険で利益をだすことができた。」ではなく、「納得できるタイミングで合理的な資産の入れ替えができた。」と考えています。
日本銀行が利上げを続けていることからも、現金化してお金の置き場所やお金が働く場所を見直し、改善していくことが時代を生き抜くための戦略だと思います。
契約していたリタイアメントインカムの利率を計算したところ、払済保険に変更する前でも2.1%くらいでした。
マイナス金利政策中ならこの利率でも良かったかもしれません。
しかし現在は利上げ局面です。
やはり、今の私にとってリタイアメントインカムは資産形成としては「弱い金融商品」でした。
インフレーションに負けていますから。
保険が不要かという問題は個々の資産額にも影響されます。
生活防衛資金がしっかり準備でき、なおかつ年収の数倍に当たる価値の金融商品を保有している場合、多くの方にとって保険は必要ないのだと思います。
万が一のリスクに対し、漠然と恐れ、容易に保険契約するのではなく、家族のリスクを現実的、具体的に想定し、それでも無理なく家計を運営できる経済状況なのでしたら不要な保険の解約を考慮できるのではないでしょうか。
保険はあくまでリスクに備えるものであり、資産を大きくすることに特化したものではないという事実に関し理解が深まった一件でした。
こんなのいいなー。
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