こんにちは。
HBOC(遺伝性乳がん卵巣癌がん)症候群と診断された30代パート主婦です。
父が原発不明癌になり、遺伝子検査を施行。
BRCA1であり、私も父と同じ遺伝子がないか検査を施行。
HBOC(遺伝性乳がん卵巣癌がん)症候群と診断されました。
今までいくつか記事にしています。

他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
誰かの参考になればと思い、記録しています。
2月に子宮、卵巣摘出術をうけました。
手術後の経過
手術後、1か月、2か月、4か月と診察がありました。
1か月
傷の確認。内診。
出血がないか、傷はきれいか、体調はどうかの確認をしてもらいました。
1か月の受診までに、なんとなく体が急に熱くなり、発汗することがありました。
これが、更年期障害かなっと思う程度でした。
また、重い物はもたないように制限されており、仕事も配慮してもらっていました。
なんとなく身体が怠い感じが続いています。
1か月検診で問題がなかったことから、ホルモン剤が開始となりました。
卵巣を摘出した場合、ホルモンバランスが崩れ、更年期症状がでるため、ホルモン療法がおこなわれます。
しかし、HBOC症候群の場合、そのホルモン療法が乳がんリスクをあげてしまうことになります。
卵巣を摘出することで、乳がんのリスクは下がりますが、ホルモン療法をすることで乳がんリスクがあがってしまう。
しかし、ホルモン療法をしないと、年齢的にも更年期障害がでてしまい、身体の不調につながる。
難しい問題ですよね。自分ではどうしたらいいのか分からず、先生にお任せしました。
婦人科の先生と、乳腺外科の先生で話し合ってもらい、年齢的にもホルモン療法を受けることとなりました。
エストラーナテープ0.72mgというものが処方されました。体に貼るテープで2日に1回の交換になります。
薬を飲むよりも楽で、おすすめということで、処方してもらいました。
2か月後
再度採血、内診、診察とありました。問題ありません。
なんと、ずっとあった貧血が改善していました。
ホルモン剤を貼付してから、身体のほてりも落ち着いていました。
しかし、抜け毛や白髪が急に増えていました。
そして、エストラーナテープが、貼ると少しですが赤くなりました。
そのことを先生に相談し、薬がエストラジオールという薬に変更になりました。1日にすごく小さい錠剤を2錠ずつ服用します。
忘れないように毎朝内服することとしました。
4か月後
4か月後、診察がありました。
同じように、採血、内診、診察です。
ホルモン剤を内服しているからか、身体の怠さもなく、なんと体がほてるような症状もなくなりました。
貧血もなく、すごく調子がいい。白髪は減りませんが、異常な抜け毛もなくなりました。
更年期症状は人それぞれ違い、重さの程度も違います。
大きな症状もでず、ひとまず安心です。
6か月の診察後、先生から
「落ち着いているし、半年たったので、近くの婦人科の病院で薬だけ出してもらおうか」
と言われました。
田舎なので近くには病院はありませんが、子供達を産んだ病院なら今までのことも多少は知ってくれていると思い、紹介状を書いてもらいました。
地域の病院へ
3か月分の内服を処方してもらっていたため、3か月後地域の婦人科医を訪れました。手術から7か月がたっていました。
子供ができて、子供を産むために通っていた病院。
次女と長男を産んだ病院です。
それが、子宮も卵巣もなくなって再び受診することとなるとは思いもしませんでした。
そこは女医さんです。はっきりと言ってくれるので、私は好きな先生です。
その先生が、診察室に入ったとたん、
「yumeyomeさん、大変だったね」
と言ってくれました。その一言で涙がでそうでした。
紹介状を見ながら、今までのことを質問され、答えていきました。
結局その病院には、同じ薬はなく、以前のテープしかないと言われました。
院内処方なので、もう一度テープを処方し、それでも体に合わないようであれば、院外処方か、他の処方も考えると言われました。
そして念のために、膣のがん検診も半年に1度させてほしいとのことでした。
仕事をしていると、子宮、卵巣がないのに膣がんを発症した人がいたため、先生の言葉に安心しました。
今後は1か月に1度、薬をもらいに行き、半年に1度診察をしていくこととなりました。
体調の維持、頑張っていきたいと思います。
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