田舎で夫の義両親と二世帯住宅で同居しています。
我が家は二世帯住宅ですが、浴室と洗濯機は親世帯と共有しています。
洗濯機に関しては共有したくなかったのですが、いろいろあって、義母も私たちの洗濯機を使うようになりました。
詳しくはこちらをお読みください。
【10年以上田舎で同居生活中】洗濯は別が一番?洗剤と柔軟剤問題
洗濯の記事は他にもたくさんあるため、よろしければ参考にしてください。
今回はその洗濯機をめぐって、よくトラブルとなる事例をご紹介しようと思います。
この記事を最後まで読んでいただくと、
親世帯との同居で、洗濯機を共有する際に注意すべき一事例を知ることができます。
親世帯が泊まりに来る、または泊まりに行く際にも役に立つかもしれません。
クスリと笑っていただけたら嬉しいです。
我が家の洗濯事情
我が家は新築の頃から二世帯住宅だったわけではありません。
10数年前ですが、長女が生まれたのをきっかけに、夫の実家を増築し、二世帯住宅としました。
玄関は共有ですが、玄関を入って左側が親世帯の居住空間となり、右側が私たち子世帯の居住空間となっています。
その中央部分に洗濯スペースがあり、浴室があります。
間取り的に共有しやすかったのと、水回りの設備を増築すると増築費が跳ね上がることから共有することになりました。
場所は問題ありません。子どもがまだ寝ている時間に義母が洗濯をするときなど、引き戸の開閉音や洗濯機のボタン確認音など、物音は聞こえますが、さほど大きな問題ではありません。
義母は家事IQが高くありません。夫いわく、家事自体が昔から苦手であり、仕事(義母は10数年前までパートでした。)を理由にほぼ家事をしていなかったとか。
その結果、60代前半となった今でも家事に向上心、探求心はなく、所有するiPhoneで家事を勉強することもありません。
しかし、頑固です。
これは誰しも年齢を重ねると生じる変化なのかもしれませんが、頑固です。
頑固さをご紹介すると、
うちでは雨の日などに置き型の衣類乾燥機を使用しています。これも共有品なのですが、置き型なので、乾燥したい衣類を室内物干しなどに一度干す必要があります。それらの下部に乾燥機を置き、作動させ、除湿の風を衣類に充てるタイプの乾燥機です。
夫が
衣類乾燥機の取説にこう書いてあったから、衣類を干すときはこうしたほうがいいよ。
と言っても
私はこう思うからこうする。
となります。
いや、取説に書いてあるんですけど…
絶句するしかありません。この場合、衣類乾燥機の乾燥時間が無駄にのびますが、それ以上に子世帯からあれこれ言われることのほうが気に障るみたいです。
この段階からあれこれ言っても喧嘩になるだけなので、こっち側はそれ以上何も言わず引き下がります。
しかし数日後、夫が進言した方法で衣類が干されているのです。
「そうなんや。ほなそうやって干すわ。」
と柔軟に聞き入れればいいものを、プライドが邪魔していると検証しています。
今までも
- 針金ハンガー→プラの風で飛ばされないタイプのハンガー
- 洗濯の干し場所の変更
- 二層式洗濯機→全自動洗濯機
- 柔軟剤の使用
- 粉洗剤→液体洗剤
- 手洗いの服の洗い方
- 乾燥機の使用
などなど、最初は義母は「この方法がいい!。あんたらには分からんやろ!!」と怒っても、結局は私たちの意見にこっそりと変更していくということが多々あります。
洗濯だけではなく、普段の生活でもそうです。
そんな義母と洗濯機を共有しているのですが、よく私がストレスを感じてしまうのが、
「さあ洗濯機まわそう。」
と思って洗濯場に行くとすでに義母が洗濯機を使用していた時です。
「なんで??今日は私たちは仕事なのに!」
となってしまいます。
私たち世帯は共働き。義父は再任用会社員で、義母は専業主婦。
私たちは3児の子育て中、義母は義父の稼ぎで悠々自適です。
この状況、平日であればせめて
先に洗濯していい?
の一言が欲しいです。
その一言があれば
すみません、今日は夫婦二人とも仕事なので先に洗濯させてください。
と言えます。
基本的に平日は前夜に洗濯を予約して寝るので、このようなトラブルはまれなのですが、
洗濯機を共有しているデメリットです。
このようなトラブルはよく雨の日に起こります。
義両親は洗濯物が少ないです、大人2名分のみだからです。
しかしなぜか義母は洗濯を溜めることを嫌います。
洗剤や水を節約できるのにです。
頑固な義母がたまに出す往年のこだわりの一つです。
「洗濯物を溜めるなんて私はできへん。」
(トイレ掃除、キッチン掃除、風呂掃除を放棄することはできるのに?)
と思ってしまいます。
一番の理由は、近所の人に私洗濯してますよ!!アピールなんですが・・・。
とにかく義母はこのような謎のこだわりが多々あります。
それを理由として洗濯機は毎日使用します。
しわ寄せはこちらの世帯に来るわけです。こっちは子ども3人の5人世帯。洗濯物を1日溜め込むとひどいことになります。
さらに雨で衣類乾燥機を使用しなければいけないような日に限って先をこされます。
同居に対してネガティブなイメージをつけてしまう重い一例ではないでしょうか。
同居世帯の洗濯は子育て子世帯より親世帯が優先!?
なぜこのような事案が発生するのでしょうか。
原因は「相互尊重の原則」にあると考えます。
お互いに尊重しあうこと。
もちろんこのようなケースでは、こちらが義両親世帯に尊重がないことも理解しています。
子育て世帯の朝と夕方は戦場であり、余裕がないからです。
朝支度や夕方の繁忙時以外の場所で義両親への尊重は保ちたいと考えています。
義両親からの尊重が全くないわけではないのです。
しかしこのように、たまにある、ふとした時に嫁はストレスを強く感じてしまいます。
また、義母の絶対正義主義も原因の一つと考えます。
義母は基本的に自分の正義が絶対です。公言するわけではありませんが、義母のこれまでの発言から、
「私が正しい。」
という潜在意識は明白です。
人の数だけ正義があると私は思っています。
だれも自分が間違っていることを承知で主張しません。
みんな自分は正しいと思える言動をとります。
この人の言っていることも一理あるなと理解するには、過剰なプライドが邪魔をします。
義母はよく見栄を張ります。どこか一個人としてのプライドが高く、来客者の目につく玄関に私たちの荷物が置いてあると
「玄関には荷物を置きっぱなしにせんといて。」
といってきますが、来客者を入れることはない義両親スペース奥の和室には30年前からの荷物が大量に残置されています。
目立つ庭の草抜きはとてもよくしますが、来客者のあまり入らない、義両親スペースのトイレ掃除やキッチン掃除は義父の仕事です。
その義母は「洗濯を溜め込む」という言葉に過剰なネガティブイメージがあるようです。
処理できる量の洗濯物を溜め込むということは、洗濯に使用する光熱費や家電の効率を考えるととても合理的だと思うのですが。
義母の日常生活から見える見栄は、私には魅力を感じることができません。
何か人に注意された時やアドバイスを受け入れたい時に重要なのが「余裕」ではないでしょうか。
余裕があれば多少のストレスは処理できます。
しかし、夫や私が義母に家事のことでお願いをする時に義母はよく感情的になります。
これを分析した結果、
家事が昔から嫌いで、苦手のまま今に至るため、お願いや注意をされるごとに「家事不備の指摘」をされているようで、冷静にはいはいと聞いていられる余裕がないのではないかと考えました。
洗濯を溜め込む=だらしない と昭和の感覚で潜在意識があるため、毎日洗濯をしなければならないと思い込み、結果、
「あの子ら(私たちのこと)の洗濯も大変やけど、私らも子育ての時期はやってきてるし、私らの洗濯も大変なんや。年取ったらわかるわ。」
という発言につながるのでしょう。
夫は何をするにも義母の「思い込み」を擦りつけられてきたそうです。
夫が就職前には
「お金稼ぐようになったらあんたもわかるわ。」
結婚する前には
「あんたも結婚したらわかるわ。」
子どもができる前には
「親になったらわかるわ。」
と捨て台詞付きです。
そのなかで参考になる「思い込み」はなかったそうです。
時代も違うのですから何ら異常なことではありません。
「私も子育ては大変やったから、あんたらの楽なようにしてくれたらいいよ。」
と主導権を握らせてくれる義母だと、同居生活も豊かな生活となるでしょう。
まとめ 洗濯にまつわる同居問題の解決策~義母と解決するまで話し合うべきか
洗濯において、同居しているとほとんどの世帯が一度はもめるのではないでしょうか。
そんな時に親世帯の肉親側配偶者は、トラブルを解決しようとするはずです。
その代表格が「家族会議」での話し合いです。
これは私はするべきではないと考えます。
溝はできても解決できる可能性はごく低いからです。
夫もそうでしたが、話し合えばよいという考え方は、同居する嫁(婿)と義両親の仲を過信しています。
実の親子なら生まれた時からの信頼関係があります。
しかし同居を始めて間もない義両親と嫁、婿にはそれがありません。
いくら表面的に仲が良くても過信はいけません。
話し合いで肉親側配偶者が親世帯につくとなれば、さらにネガティブな問題に発展する危険も十分に備えています。
したがって「家族会議」はおすすめしません。
ならどうするのか。
1対1で話すのが効果的です。感情的になることを禁じて、普通にお願いしてみるのです。
この方法はできる人とできない人がいると思います。もしできればおすすめです。
家族会議と異なるところは、大人数ではないので、晒しもの感がないことです。
1対1でもダメ、またはそれすら難しいということでしたら、根本的解決は困難となるので、義母をかいくぐる洗濯をしましょう。
我が家の方法は「洗濯機の予約機能」です。
これで先を越されることはありません。
まぁでもこのトラブルの引き金はその予約を忘れたことのんですけどね笑
あとはLINEなどメッセージアプリの活用です。
「明日は仕事なので、洗濯とお風呂は優先させてください。」
など、前日の夕方等に早めのメッセージを送りましょう。
不思議と面と向かってお願いするよりストレスは段違いに軽いです。
うちの義母も問題なく返答してくれます。
昔ならこの代替策は置き手紙ですが、
親世帯の部屋に入らなければならないこと、また、無人の時に不法侵入するわけにいかないので、在宅の時に手紙を渡さなければならないことを考慮すると、
メッセージアプリは同居生活にとって神アプリです。
義母が、メッセージアプリを使えない場合は、同居前のルール作りに盛り込みましょう。
「洗濯は人数が多い子育て世帯が主導権を持つ。」
といった具合で。
全て無理!という世帯では、ブログやSNSがおすすめです。
ツボの中に思いを叫ぶように、ブログ記事やSNSに書きまくりましょう!
文字にすると感情が抑えられ、客観的な状況の観察ができます。
また一気に書きまくることで本当に誰かに喋りまくったようにスカッとします。
時には読者からメッセージが届いて癒されます。(笑)
このブログに現実から逃走してくる私は、ここがストレス解消の場でもあります。
つたない話題でしたが、おかげで今回もスカッとしました。(笑)
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