こんにちは。
ブログに逃走中のyumeyomeです。
夫の両親とド田舎で同居中。住めば都という言葉はありますが、住めば済むほど、田舎の恐怖を体験します。
先日、地域の運動会がありました。
地域の運動会とは
今は町に吸収されていますが、もともとは「村」だったこの地域。
昔から続く伝統の地区運動会があります。
保育園児から中学生、そしておじいちゃんおばあちゃんまで、みんなが参加。
地域全体の行事のようなもので、毎年欠かさず開催されています。
しかも開催は決まって3連休の真ん中。 貴重な3連休が無駄になります。
中学生はボランティア、参加者は本気
中学生はボランティアとして、準備や進行の手伝い。前日から準備に行かないといけません。
そして、参加する地域の人たちは本気。
参加する大人たちは本気そのものです。
リレーでは大人同士が全力疾走、綱引きでは手にマメを作るほど。
子どもたちは楽しそうなんですが、
大人たちの「勝ちたい!」という熱気にはちょっと引いてしまいます…。
地区対抗戦のプレッシャー
地域の中にもいくつかの小さな「地区」があり、
その地区ごとに競い合う地区対抗戦が中心。
住民の人数が少ないので、すぐに声がかかります。
つまり、ほぼ強制参加。
「出たくない」「見てるだけでいい」なんて言えません。
地域の“絆”という名のプレッシャーが、ずっしりとのしかかります。
そして最後は“地域の音楽”で盆踊り
すべての競技が終わったあと、地域特有の音楽が流れます。
その音楽に合わせて、全員で盆踊り。
5分以上踊り続けます。
保育園児から、その盆踊りは踊らされ、地元の人は全員知っている踊りです。
しかも、踊らないと目立つ。
“参加して当たり前”の空気が、これまた怖い。
田舎の運動会、こわいなー
この地域では、こんな運動会が当たり前のように存在します。
保育園からお年寄りまでが一緒に汗を流し、
地域の人たちが一丸となる——という建前のもと、
実は“断れない”イベント。
田舎の絆って、温かいようで、ちょっと息苦しい。
やっぱり、田舎ってこわいなー。