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【保険に悩む人必見!】10年以上契約していた医療保険をやめました

医療保険 家計管理
医療保険イメージ
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こんにちは。

夫が医療保険を解約したときの記事になります。

夫は私が医療保険を解約するより前に解約していました。

契約から10年継続していた医療保険を解約しました。

今回は生活費に関する投稿です。

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加入していた医療保険とは

夫が契約していたのは、NKSJひまわり生命の医療保険です。

けがか病気で入院した場合に、1日あたり7000円の保険金が受給できます。

基本契約は1日あたり5000円受給なのですが、病院の個室希望を想定して、2000円上乗せして契約しました。

さらに、特定の疾患(7大疾病など)や特定の手術を受けた場合は、入院保険金が10倍、20倍、30倍と増額されます。

特約は、先進医療特約をつけていました。

保険料は年払いで払っていました。1年間で39800円でした。

家計管理上は年間保険料を12か月で割った値段を毎月積み立ててました

固定費の予算化です。

正直、医療保険の質としては満足していました。生命保険と同じく、保険見直し本舗で紹介してもらって契約した商品です。

幸いにも、契約から今まで、夫が入院することはありませんでした。

10年契約していたため、保険料を約40万円払い済みってことです。

この保険は終身保障でした。払い込み終了は55歳までです。払い込みさえ終われば資産になると思っていました。

解約した理由

固定費の削減が一つの理由です。

月々の保険料負担は3300円程です。大した値段ではありません。55歳まで払い込んだら、その後は保障を受けるだけだし、解約するメリットが最初わかりませんでした。

この保険は解約返戻金がありません。実際にやめた時は、この一年の残りの契約期間分の保険料が返ってきただけです。

10年で払い込んだ約40万円は無駄になりました。

夫はそれを理解しています。

保険は保険。高確率で損をする。

40万円は無駄になりましたが、契約を続けていれば、この先、払い済みまではさらに約80万円程を払い込まなければなりません。

夫はその80万円を保険金として取り戻すことはできないと判断しました

もちろん運によりますが。

夫は今まで入院をしたことがありません。まだ30代ってこともありますが。

そして、医療保険に頼らない生活習慣も大切だと思っています。

まず病気にならない生活を心がける。

病気は運によるものが大きいですよね。

でも、生活習慣病に関しては、生活の仕方を気を付けることである程度は防げると考えています。

まず、毎日の運動を習慣にしています。夫は腕立て伏せや腹筋のトレーニングと、約6キロのジョギングを習慣にしています。本当に毎日しています。旅行にいっても、走りにいくくらいです。

あとは暴飲暴食の禁止と、体重管理です。1キロ体重が増えたら1キロ戻すといった緩さですが、極端に太らないように気をつけています。

毎日体重計にのるだけでも多少の効果があるそうです。

夫はお酒が好きです。晩酌をしていますが、休肝日を増やしました

仕事で疲れを感じる日はお酒を控えています。

休肝日を増やすことで、最初は飲みたい欲があったそうですが、睡眠の質が上がったみたいで、休肝日のメリットを感じることにより、休肝日のストレスがなくなったそうです。
実は家計にも助かっています。お酒を買う量がかなり少なくなりました。

健康に気をつけることで、数パーセントでも入院の可能性を下げることは、保険に加入する前にやるべきことなんですね。

肥満でもなく、煙草も吸わない夫には、確かに医療保険は過剰な保障だったのかも知れません。

社会保険制度を知ることが大切だった。

医療保険をやめても、それなりの貯蓄と社会保険があれば全然困らないことがわかりました。

まず入院して一定期間仕事が出来ず、収入がない状況になれば、加入している共済組合などから傷病手当金を受け取ることができます。

入院3日以降から最大で1年半受け取ることができ、その額は、直近12か月の標準報酬月額を平均した額の30分の1に相当する額の3分の2が支給されます。

月額給料の3分の2くらいあれば、生活はできますね。貯蓄は無理かもしれませんが、家族が生活に困ることはなさそうです。足りない分は貯蓄と投資をして備えておきたいと思います。

高額療養費制度もあります。

これは、入院治療や薬局で支払った療養費が、ある一定の自己負担限度額を超えた場合に、その差額分の払い戻しが受けられる制度です。自己負担限度額は標準報酬月額で異なってきます。

おそらく、夫だと月あたりの自己負担限度額は8万円程です。

2か月間入院したとしても16万円で済みます。

また高齢者になると限度額はガクッと下がります。

一般所得者(全国健康保険協会HP参照)で18000円。

さらに世帯で合算されますので、月あたりの世帯合算限度額も設けられています。高齢世帯だと44000円です。

先進医療に関しては、保険が適用されない治療法などでは適用されませんが、そのような先進治療法は効果が万人に期待出来るものではないといった理由から、保険が効かないというものもあるそうです。手の施しようがなくなってきたから、試してみようかといった感じでしょうか。

傷病手当金や高額療養費制度の他にも、社会保険には入院中の食事を一部保障してくれる「入院時食事療養費制度」や、保険医療機関等で先進医療を受けた時、保険診療にかかる部分を3割負担にしてくれる「保険外併用療養費制度」など、こうやって調べなければ知らないままだったであろう保障がいくつもありました。

民間の保険を考える前に、自分や配偶者が加入している社会保険制度を知ることが、その後の家計に大きく影響を与えることになるんですね。

入院日数は短くなっている‼

うれしいことですが、入院期間もどんどん短くなっています。

支払うことになっていた80万円を保険金で取り返そうと思うと、

1日あたりの入院給付7000円を2か月間(60日)の入院で受給したとすると、

7000×60=420000円

2か月間のフル入院を2回すれば元が取れます

カテーテル治療する心筋梗塞で平均入院日数は3日から4日。

腹腔鏡手術する大腸がんで、1週間の入院らしいです内視鏡手術だと日帰りも可能なんですね。

2か月フル入院って考えにくいですね。

やはり、加入者の大半が損をするのが保険なのですね。

解約して、保険料分のお金を家族の時間に使いたい!

結局、夫の医療保険解約を了承しました。

毎月浮いてくるはずの保険料は、次女が始めたピアノレッスン代に使用してしまいますが、保険を解約しなくても始めていたピアノ。保険解約は家計にプラスであることは間違いありません。

浮いてきた保険料は家族旅行貯金したり、投資に回したり、明確には決めていませんが、夫が健康に気を付け、お酒の量も減らすことができ、不幸な出来事である入院の可能性を減らしつつ、固定費を削減できるのであれば、家庭には良いことしかないなと考えられるようになりました。

調べてわかったのですが、日本の社会保険制度は充実していますね。とても安心しました。この上に民間の医療保険だと、入院費用に関して、過剰な備えになってしまってました。

ましてや夫の一生の内で、一度も入院することはないかも知れないのに。毎月の家計費からこつこつ保険料を支払い続けてです。

備えは必要分だけにしたいと思います。

保険って、契約していても、目にみえるものではないので、幸福度が上がるものでもないし、全く安心ってこともないんですよね。

それなら解約して、ピアノにしろ、旅行にしろ、投資して将来に使うにしろ、家族の幸せに使いたいと考えています。

加入した時はまだ20代。今とは貯蓄額や家族構成が違います。加入時も保険をよく考えて加入したつもりです。しかし、今になって解約に到ったってことは、多少なりとも私たち夫婦の金融リテラシーが向上しているってことなんですかね。

そう思っておいて、士気向上につなげていきたいと思います。

 

生命保険も、医療保険も解約した夫。とにかく、健康で長生きしてもらうしかありません。

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