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【今からでも遅くない!】1馬力家庭 専業主婦が家計管理を始めたら?

豚の貯金箱とお金 家計管理
貯蓄イメージ
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夫婦で平成25年から資産運用を始めました。

その理由は、子ども3人と幸せに暮らすにはお金に余裕が必要だと思ったからです。

お金自体が幸せにしてくれるわけではありませんが、家族みんなが幸せになるための道具としては必須だと思っています。このころ、子どもはまだ1人しかいませんが、結婚を決めた時から子どもは3人欲しいと夫婦で一致していたので、家族は5人になる気満々でした。

 2年ほど前にやっとうちの資産運用戦略が固まりました。夢見る未来のために資産運用は欠かせません。しかし、資産運用の方法や商品はとてもたくさんあり、選定にも悩んできましたし、失敗というか、一部の資産運用から撤退もしてきました。

ここでは私たちが資産運用を始めた理由と記録を記事にしておきたいと思いました。参考になれば嬉しいです。

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当初から変わらない資産運用の目的は…

「投資は目的ではなく手段である。」とネットでよく目にするようになりました。難しく、??という感じですよね。

「投資でいかにお金を稼ぐか。」

が大切なのではなく、

「あんな事業をしたい。こんな生活をしたい。」

といった目的をかなえるための手段だということ。

確かにうちにとっても、「お金に関する不安を無くして、家族で幸せに暮らす。」という目的のために資産運用をしています。

お金に関する不安とは、子どもの教育資金問題や老後の年金生活、自分たちに降りかかる医療費、入院費などの不安です。

知識がないために、漠然とした不安が尽きませんでした。それらに加え、家族でたくさん旅行をしたいという欲求を満たすには、資産運用して資産を大きくすることが必須だと思いました。

今ではお金に関する不安はほとんどありません。

本や個人投資家さんのブログを読んで知識が少しついたことと、YouTubeなど動画で勉強できるコンテンツが豊富になったことが大きいです。両学長のリベラルアーツ大学の動画はとてもわかりやすく、作業中にBGMのように流しても勉強になります。夫がよく流しているので、自然に聞こえてきます。

また、丁寧に生活することで、無駄な出費を防ぐことも、お金に関する不安を払拭するポイントになっています。

平成25年、満を持して資産運用を!まずはソーラーパネル!

最初は夫が資産運用したいと言い出しました。当時資産運用という言葉を使わず、漠然とお金を増やしたいって感じだったと思います。

もともと夫も私も「貯金できる人」でした。結婚式や新婚旅行も全て自分たちの貯金で支払い、親から褒めてもらえました(笑)無駄に遊ぶわけでもなく、基本的に給料を貯金していました。

資産運用を始める前、お金の管理は地方銀行の普通口座と夫の職場貯金(共済組合など)であり、8割ほどの資産を夫の職場貯金に入れていました。金利は年利1%程でした。貯金としては悪くなかったのですが、ペイオフの保証額に問題があり、もっと他に金利の良い安全な口座はないか探していました。しかし銀行の普通貯金だと金利は0.001%程…1%でもかなり良い方です。

そんな中、夫が

夫

ソーラーパネルに投資したい。

と言ってきました。これは9年前のことです。当時ソーラーパネルの投資は流行ってきており、売電価格も3、40円/kWhあたりだったと思います。今は19円/kWhくらいでしょうか。何より夫の職場でも流行していました。田舎ですので、畑や田んぼをソーラーパネルに変えてしまった人もいたそうです。夫の職場の人から一緒にしようかと、誘いもありました。

夫曰く、利益率は45%!国から事業費の借金をして投資したいと!場所は家の屋根や土地購入も考えているとのこと。もちろんわたしは速攻拒否しました。これに迷いはありませんでした。

まず、職場の人と一緒にやるということは、何かトラブルがあった場合に問題が大きくなること。ソーラーパネルというものに、信用性がなかったことが大きいです。これは我ながらナイス判断でした。今ではやらなくてよかったと夫婦で話しています。

保険があるとはいえ、ソーラーパネルが原因と言われる自然災害があったり、火事になったりしているそうです。また売電期間が終了したあとのソーラーパネル廃棄問題も不明確です。なんか環境問題に懸念があるそう。また、新築の住宅に取り付けるソーラーパネルはいいのですが、うちなどの既存建物にソーラーパネルを取り付ける場合、ほぼ間違いなく長期目線で雨漏りの原因になるそうです。屋根の修理代…ぞっとします。

案外、夫はあっさり諦めました。少し怪しんでいる部分があったのだと思います。

ということで、うちのソ―ラーパネル投資はこの夫婦会議の段階で撤退となりました(笑)資産の運用には至っていませんので、資産運用年数には数えていません。

次に目を付けたのは銀行窓口での投資信託!

ソーラーパネル投資を断念した後すぐに、地方銀行の窓口に行き、資産運用相談をしてみました!今では幾つものSNSや本などで、銀行の窓口に資産運用の相談に行ってはならないと発信されていますが、当時は本もさほど読んでいないし、勉強不足な夫が

「まあ手数料はかかってもお金が増えるならいいや。」

と甘い考えで取引口座の開設をしてしまったんです。私も何の知識もなかったので、夫のやることに何も言いませんでした。

そして手をつけたのはぼったくりの投資信託でした。銀行の窓口で取扱っている投資信託は優良なものが少なく、また取扱い数も少ないです。不動産に投資するREIT、株式、債券、トヨタグループに投資するファンド、ハイテク企業に投資するファンドなどがありました。夫はハイリスクだけどハイリターンが良いという浅はかな考えで国内のREITと、グローバルREITのファンドをそれぞれ選び、100万円分スポット購入しました。購入手数料はたしか3%、運用手数料は1パーセントというぼったくり商品でした。しかも毎月分配型で資産を取り崩されているにも係わらず、私たちは特別分配金に

「イェーイ!!やったね!」

という感じでした。つみたてNISAの対象になっている優良ファンドは購入手数料無料、運用手数料は0.1%といった優秀さ!

私たちが当時購入したファンドの基準価額は値下がりしており、東京五輪招致に成功した直後といえどその恩恵の享受を終えている状態。窓口の綺麗なお姉さんは一切アドバイスをすることなく、ファンドを購入した夫に感謝するだけだったそうです。それに気を良くした夫は調子に乗っていたのでしょう。しかしすでに資産運用の勉強を始めていた夫は遅かれ手数料の大切さを理解し、その2つのファンドに少し利益がでた時点で売却しました。今ではその銀行の普通預金口座も解約し、縁を切った状態です。

お金を増やしていかなければ!という思いから、資産運用の勉強と実戦を同時に行おうとしていました。その結果が銀行窓口突入作戦です。すこし勉強してからにしておけば、こんな目に遭わなかったのですが(笑)

ネット証券の素晴らしさ!個別株取引を開始!

ネット証券口座がいかに優秀かは本やインターネットで簡単に理解できました。

まず手数料が桁違いに安いです。私たちが最初に開設した証券口座はSBI証券です。

義母が10数年前に個別株取引を行っていたそうです。その時利用していたのは車で30分程走行したところにある店舗型の証券会社。担当者がつき、アドバイスをくれる代わりに取引に関して数千円の手数料がとられていたそうです。IPOには強いといった噂もありますが、普段の取引に大きな手数料が発生するようでは利点は少なく思います。

そんな中、SBI証券はといえば、約定代金が5万円までは55円!50万円でも275円!安いです。まさに桁違いでした。今では手数料引き下げ競争が起きており、25歳以下であれば手数料無料のプランもあるそうです。素晴らしい!良い時代に子育て世代になれたと思います。

うちが数あるネット証券でなぜSBI証券を選んだのかというと、この手数料の安さと、ネット証券最大手という安心感のバランスに魅力を感じたからです。どこよりも安かったというわけではありませんが、サイバー攻撃の脅威にさらされる昨今、企業としての安定感は重要で、資金があればサイバーセキュリティや保障にも信頼が置けると考えました。

投資といえばやはり個別株取引!

夫が

夫

個別株取引をしたい!

と言ってきました。まあそのためにネット証券口座を開設したのですが。

漠然と「リスク」を嫌っていた私は最初は嫌だと拒否しました。

当初はお金が少しでも減る可能性があるのなら、増えなくていいと思っていたからです。地道に、確実にお金をためていくのが、普通ではないのかと思っていました。

しかし夫はあきらめず、少額の資金で試験をさせてほしいと言ってきました。そこで大きな損失がでたら撤退すると言ってきたので。このテスト期間をOKしました。

そして夫はSBI証券で国内個別株取引を開始。数か月で数万円の利益を出すことができました。

ここでは適切なリスクを背負う大切さを覚えました。リスクというのは損失のことではなく、資産の不安定さを示す言葉なのだと。

今では私たち家族に適したリスクをとり、優良なリスク資産に投資することで、資産形成を目指すことができています。この時から夫のスタイルはバイ&ホールド、たまに売却でした。今では投資額も大きくなり、保有資産の45%程を個別株式が占めています。

しかし、夫はこの個別株を撤退したいそう。株主優待が目的になっているイオンなどは残して、売買利益目的で保有している銘柄を全て売却し、固まった投資スタイルにぶち込みたいそうです。今はその好機を睨んでいます。

ロボアドバイザーに投資!でも1年で撤退!

今から3年ほど前にロボアドバイザーにも投資してみました!私たちが投資していたのはウェルスナビです。この投資に手を出した理由は夫の好奇心です。

「やってみたい。」とのことで、このころには夫への信頼感が厚くなっていましたので

「はいどうぞ。」って感じでした。

投資する前にAIによる許容リスクの審査があるのですが、夫はガンガン行こうぜタイプだったそうです。年利3%程の利益が安定してありましたので、このロボアドバイザーの取引は優秀だったんだと思います。ですが、運用手数料が1%!長期投資には不利過ぎます。ってことで撤退しました。数万円の利益を受けることができましたが、手数料が高すぎるといった感想です。でもAIに資産運用させるなんて、昭和生まれとしては映画の世界です!

ついにインデックスファンドに出会う!

個別株取引やロボアドバイザーへの投資を行いながら本を読んで知ったのがインデックスファンドへの投資です。

このころに読んだのが水瀬ケンイチさんの

「お金は寝かせて増やしなさい。」

や山崎元さんと大橋弘祐さんの

「お金の増やし方を教えて下さい。」

などです。他にも竹川美奈子さんの本などを読み、インデックスファンドという優良ジャンルを知りました。

インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標と同じ値動きを目指すファンドのことです。
その指標とは国内では日経平均株価であったり、アメリカのダウ平均であったり、MSCIコクサイインデックスなど様々です。そのファンドによって目指している指標は違います。
これはパッシブファンドと呼ばれ、アクティブファンドと対義になります。
私たちが地元銀行で購入していたREITのファンドなどがアクティブファンドであり、指標を上回る投資結果を目指すガンガン行こうぜファンドです。しかしその大部分はインデックスファンドに勝てないといった歴史があります。

このインデックスファンドに、これまでには感じなかった特別な魅力を感じました。

しかも、NISA制度につみたてNISAやジュニアNISAが追加されており、idecoと合わせて絶好の時代です。インデックスファンドをうちの資産運用の本軸に決めました。

なぜ資産運用のメインがインデックスファンドなのかはあらためて記事を書いておきたいと思っています。

当時手元にあった投資余力資金をさっそくインデックスファンドに投資しました。そしてNISA口座もつみたてNISAに変更し、いまでは年間の投資資金全てをインデックスファンドの購入に費やしています。

今購入しているファンドは三菱UFJ国際投信の

「emaxis slim 全世界株式(日本除く)」

です。

解約したけど、生命保険や医療保険も資産運用の一部!

すでに解約したものもありますが、リスク資産による資産運用を始める以前から、安全資産である保険を契約していました。

夫の収入保障保険(生命保険)による貯蓄型保険(解約済み)と医療保険(これも解約済み)。私の医療保険の3つの保険です。これらは長女を妊娠したタイミングで契約したものです。

「子どもができるから保険くらいは」

という思い込みによる契約です。自分たちの必要資産や社会保障内容を何も調べずに契約した結果、最近になり必要ないことが理解できました。しかし、保険も資産運用の一部。そのリスクとリターンを考えてから契約を判断するべきでした。

上記解約済みの保険商品は約10年間継続しました。解約による解約返戻金は2つとも0円でしたが、自分たちの知識や経験になったことは良かったと思います。解約したことで、月間の投資額を増額することができました。

様々な資産運用を経て、インデックスファンドに至った。

保険、ソーラーパネル、ぼったくり投資信託、個別株取引、ロボアドバイザー、に加え、ぼったくりではないアクティブファンドなんかも買ってみたりしました。

それはグローバルフィンテック関連の投資信託です。しかしやはり手数料の高さとリターンのバランスに納得いかず、売却してインデックスファンドにその資金を入れました。インデックスファンドほどコストと手数料のバランスが良い投資商品は知りません。その結果が資産運用の主軸になった理由です。まだまだインデックスファンドの魅力はありますので、あらためて記事にしたいです。

夫のこれからの戦略は、個別株式の好機を伺い、売却し、リスク資産に投資可能な資金の9割5分をインデックスファンドに入れることです。
残りの資金は株主優待を目的に保有している個別株銘柄に残したいと思っています。今のところイオンは残そうとしている銘柄の1つです。優待や配当目的で保有したい銘柄が幾つかあります。これは資産運用!というより、一つの楽しみです!応援したい企業もありますし。個別株投資は何より楽しいですね!

インデックスファンドをバイ&ホールドという、シンプルな戦略がうちの資産運用です。人気も実績もゴリゴリの何の意外性もなかった締めくくりかもしれませんが、目的に向かって淡々とバイ&ホールドしたいと思います。

 

 

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