お正月も帰省できない。田舎同居で一番つらいのは「地域優先」の価値観

こんにちは。ド田舎で同居中のyumeyomeです。

今回もモヤモヤする出来事が。ブログに書き込み、逃走中です。

私は夫と結婚し、県外から移り住み、夫の地元で過ごしています。

お正月は帰省する予定

実家が大好きな私。実家に帰省することが、家から離れられる唯一の時間。

ストレス発散の場所です。

娘が中学になると、部活やテスト、また地域の行事への参加等なかなか実家に帰省できる時間もありません。

実家に帰省すると、お金もかかり、夫の無言の圧力も感じます。

以前のように、気軽に帰省もできなくなってきました。

久しぶりに、塾も、部活も、地域行事も何もなく、2泊以上実家に帰省できると思い楽しみにしていたお正月。

１泊だとすぐに帰宅しなければいけないので、長く宿泊できるのはうれしい。

お正月は、私の実家に帰省する予定でした。

久しぶりにゆっくり過ごせる、時間になるはずでした。

予定が崩れた理由

お正月は実家に帰省。その予定はあっさり崩れました。

理由は、娘の獅子舞。

地元愛が異常に強い夫の同級生から声がかかり、

「お正月は無理」と一度は伝えたはずなのに、

夫はなぜか

「お正月はないから」

と勝手に話を進めていた。

毎週2時間半の練習、そして正月は丸一日拘束。

話しが違います。

気づけば、

完全に地域行事優先。

夫の衝撃的な言葉

しかも夫は正月は仕事で不在。

なのに、

と。

よくない。

中学生の娘を、さすがに１日中一人にはできない。しかも正月から。

同居していても、義両親のことなんて信用できない。食事だって食べさせてもらえない。そんな可哀そうなこと私にはできない。

行事大好きな娘が、行事にでたいっていうことは分かってるのに。

正月に帰省するっていうことも分かってるのに。

正月は獅子舞に出なくていいといいながら、練習には行かせ、正月の本番には出ないと行けない雰囲気になるのに。

全てわかってて、夫の友人は獅子舞に誘って、夫はそれを了承しているとしか考えられない。

獅子舞を誘ってきた人も、それを気分よく了解を得た夫にも腹が立ち、獅子舞の練習に行き、その後勉強もせず、遊んで、寝ている娘にもストレスが溜まっていく毎日。

母親の私が全部フォローしろってこと？

責任は地域、決定は夫、

負担だけが私にのしかかる。

溜まってたまって、私もついに、限界が来てしまい、夫の言葉に勝手に涙がでてきた。

と夫に正直にぶつけた。

返ってきた言葉は

と。

「子供と実家でゆっくりしたい」「母や祖母、親戚に会いたい」「地元の友達と会いたい」

その考えは、「おかしい」そうです。

夫にとって、獅子舞は自分が育ってきた環境で当たり前にあった大切な文化かもしれませんが、私にとっては正直よく分からない文化。それを強要しておいて、実家に帰りたいという思いはおかしい考えということに、もう何も言えませんでした。

これが初めてじゃない、積み重なった不満

今回が初めてじゃない。

家族旅行中でも、寄り合いがあれば途中で帰る夫。

地域の集まりや祭りで、実家に帰れなかった日。

父との時間が限られている中で、何度も地域行事で帰省できず、ずっとずっと我慢してきた過去。そのことをいまだに後悔し続けている。もっと一緒にいれたのに、もっとたくさん話しができたのに。もう父とは会うことができないその気持ちを夫は知りません。

でも、子供が楽しんでいるから。子供がしたいというから。と思い、地域行事に参加してきました。

そのたびに

「仕方ない」

「田舎だから」

と自分に言い聞かせてきた。

でも、もう限界。

田舎は地域行事が多すぎる。

田舎の現実。

行事が多い。

暗黙の強制参加。

断ると空気が悪くなる 。

「子どものため」「地域のため」という正論の押し付け。

そしてそれを美徳だと思っている人が多すぎる。

でも、本当にそれは

家族や子どもにとって幸せなの？

犠牲になるのは、いつも母親

地域は「参加して当たり前」

夫は「地域が大事」

子どもは「経験になる」

じゃあ、母親は？

調整役 フォロー役 不満を飲み込む役

誰も母親の気持ちは聞かない。

田舎同居で一番しんどいのは「価値観の押し付け」

田舎が全部悪いわけじゃない。

地域行事が全部ダメなわけでもない。

でも、

家族より地域が優先。

断れない空気が正しい。

嫌だと思う方がおかしい。

この価値観を押し付けられる同居は、本当にしんどい。

家族を大切にしたい気持ちも

自分の実家を大事にしたい気持ちも

全部、当たり前。

田舎同居は、我慢が美徳じゃない。

今はまだモヤモヤが残っています。

同居で悩んでいる人、田舎暮らしがつらい人、一緒に頑張りましょう。