こんにちは。
資産管理担当のぽこおです。

愛車を自慢したいけど、現実で自慢すると誰も聞いてくれないので記事にしました。
私は資産形成が大好きで、趣味の1つと言えます。
そんな我が家の資産形成は、わたしの愛車が支えてくれています。
この記事では、金食い虫と言われる車の所有がなぜ、我が家の資産形成を助けているのかを書いています。
車を所有しなければ生活ができないのに、お金も貯まらない。そう悩んでいる地方暮らしの方の参考になればと思っています。
車は必需品?贅沢品?
この見出しの問いに対する回答は住んでいる場所と、所有する車の種類によって異なります。
「車の所有はコスパが悪い。」
「車が必要ならカーシェアで十分。」
という話をよくネットで見かけますが、これは全て都会の話だと思っています。
公共交通機関が発達しているところでしか車を所有しない生活は成り立ちません。
私は約20年前、愛知県名古屋市に住んでいました。地下鉄や名古屋鉄道が発達していて、市営バスも便利でした。
愛知県名古屋市以上の都市なら自動車を所有しなくても生活できるなと感じました。
地方田舎、過疎地域ではそんな話は通用しません。
私も以前、車を手放し、せめてバイクで生活ができないかと検討したことがあります。
しかし、子どもがいる家庭では困難でした。
配偶者が専業主婦や完全在宅ワークであり、なおかつ休みの日は完全インドア派なら、夫婦2人で自動車1台、バイク1台の生活が可能かもしれません。
配偶者が働くために車を使用する場合や、配偶者の趣味が車を使用するお出かけである場合は自動車1台作戦は一気に難しくなります。
買い物で荷物が多いとき。
すこぶる悪天候の場合。
子どもの色々な送り迎えなど、
これら全てバイクが苦手とするシチュエーションであり、かつ事故を起こした時の、車とは比べ物にならない「安全性」という問題もあります。
子どもをバイクのタンデムシートに乗せていて事故を起こしたことを想像するだけで、身の毛がよだちます。
そして田舎の過酷な生活環境。
私は職場の飲み会に参加するため、1度だけ家から主要な駅まで歩いて行ってみようと試したことがあります。
16kmの道のり。歩行で3時間30分かかりました。
飲み会では私が歩いて来たことを知った同僚たちが私のことを変人を見るような目でみていました。
「最寄り駅まで徒歩20分なんて不便過ぎる。」
ってセリフをインターネットで見るなり、いつも胸がぐっとなります。笑

歩ける距離ってだけで便利じゃねぇか。
と思うのです。
そんな環境で暮らす私たち田舎者にはやはり車は生活必需品と言えます。
でも車種によっては贅沢品に分類されます。
私たち家族は子ども3人を含む5人家族です。
軽自動車はだいたい4人乗りですので、ファミリーカーにはできません。
アルファードは贅沢品 300万円失った話
大荷物を乗せて妻の実家に帰省する場合や、お義母さんを乗せて出かける場合、6人以上の定員である車が必要です。
そうなるとミニバンが便利なのですが、
ミニバンもいろんな車種が販売されています。
中でもアルファードが大人気です。
でも、アルファードは我が家にとって生活必需品ではなく、贅沢品だと思っています。
私は7年前までアルファードを所有していました。
家族にはこの快適な車が必要だろうと。そして外観もかっこいい。
当時の価格は乗り出し価格で480万円。
当時から貯蓄が得意だった私は、ドヤ顔でキャッシュ一括払いしたのを覚えています。
私はこのアルファード購入をとても後悔しています。
当時はまだ子どもが2人だけでした。
3人目が生まれるまで3列ミニバンなんて必要なかったです。
アルファードを売却後、長男(3人目)が生まれるまでの間は妻の嫁入り道具であった名車「ファンカーゴ」がファミリーカーでした。
このファンカーゴ、ダサいけどとても快適でした。
「これで十分やん。」
という具合です。まさに身の丈に合っていました。
アルファードは無駄に高級仕様です。少なくとも私にとっては無駄、過剰な装飾です。
アルファード購入時、私は24歳。何が必要な機能か、無駄な機能か、考えることすらありませんでした。
お金の無駄に気づいた時、アルファードの売却を決めました。その頃の私はそのアルファードにときめかなくなっていました。売却に何の迷いもありませんでした。
走行距離は9万km。135万円で当時のビッグモーター(現ウィーカーズ)に買い取ってもらいました。
新車購入からの差額は345万円。
アルファードを乗り続けた期間は9年間。
9年間をファンカーゴで生活していれば、手元に少なくとも345万円残っていたわけです。税金や燃料代、保険代の差額を考慮すれば、もっと残っていたでしょう。
アルファードの乗り心地に345万円の価値を感じることはできませんでした。
今思うとアルファードは明らかに贅沢品であり、私の浪費だったのです。
令和8年現在のアルファード現行モデルの車体価格は600万円から1,000万円。
資産形成を目指しているのにアルファードが欲しいと思っている人は、300万円では済まない浪費になりますよ。
では、生活必需品といえる車の装備とはどの程度のものでしょうか。
生活に必要な車の装備とは?ラグジュアリーは不要。
車が必須な地域に住んでいる前提で、最低限生活に必要な車の装備を考えます。
資産形成資金になり得る家庭の貯蓄を少しでも残すため、
「車にはこの装備があれば充分!」
という条件をピックアップし、それ以上の装飾品、装備を浪費と区別していきます。
自動車検査登録制度(いわゆる車検)を合格することができる最低限の走行性能を維持している車を前提とします。
【必須装備】エアコン
改めて考えてみて驚いたのですが、車に求める生活必需な装備ってエアコンくらいではないでしょうか。
さすがにエアコンがなければ現代の夏は無事に越えることができません。
熱中症で死者が多発する時代です。
消防士として、これまでに出動した消防の現場において、熱中症の末、亡くなった方を見てきました。熱中症によって心肺停止状態になった方の皮膚の熱さには衝撃を受けました。
「人間が焼けている。」
と感じたほどです。
現代の日本の夏を甘く見てはなりません。生活に必須な車として、エアコンは絶対に必要な機能と言えます。
【人によって必須】先進安全機能
さて、先進安全機能も重要装備となってきています。
国土交通省が運営するサイト「自動車総合安全情報」によると先進安全機能には
- 前方障害物衝突被害軽減ブレーキ
- ペダル踏み間違い時加速抑制装置
- レーンキープアシスト
- 車線逸脱警報装置
- 後退時後方視界情報提供装置
- 後側方接近車両注意喚起装置
などがあります。
これらは事故を予防、または被害軽減効果がありますので、これからの時代、必須装備と呼んでもよいのではないでしょうか。
人によっては、ストイックに節約が必要な場合など先進安全機能は二の次でいいから短期的な出費を抑えたいなんて方には必須ではなく、推奨装備になります。
ちなみに私の愛車はホンダの平成18年式バモスホビオです。
エアコンは現代の車に比べると少し効きが弱いですが、まだ頑張ってくれています。
先進安全機能はスッカラカンです。
愛車のおかげで資産形成が順調
さて、タイトルの伏線回収です。
金食い虫であるはずの自家用車の所有。それがなぜ資産形成を支えることになっているのかです。
私の愛車、バモスホビオは昨年12月をもって新車購入から20年が経ちました。
走行距離は235,000kmを超えたところです。

あらゆるところから
「ギーギー」と鳴っていますが、走行性能は絶好調です。
この愛車の状況を聞くと、大抵の人はドン引きします。
「お金なくて買い替えられないの?」
「ボロボロじゃん。」
でも、車は単なる移動手段であり、田舎生活には欠かせない「道具」です。
それ以上でも以下でもありません。
私の身の回りには
「車は乗れればいい。」
というあまり車に興味がない人がたくさんいます。
しかし、そういう人に限って走行距離10万kmまでに買い替えたり、10年落ちの車はもうすぐ壊れるという情報に囚われています。
その結果、まだまだ絶好調で、どこも故障していない車を何百万円払って買い替えているのです。
それでは資産形成はできません。
車の購入費は右肩上がりです。
20年前に新車で購入したバモスホビオの乗り出し価格は160万円でした。
今はどうでしょう。
大人気のホンダ N-BOXカスタムだと約250万円ほどです。
バモスとの値段格差を考慮し、同等の軽自動車購入費用を200万円としましょう。
マジョリティな人たち(以下マジョ君と表現します。)の自動車購入パターンに当てはめると、私が20年間同じ車を乗り続けている間、マジョ君は10年経過前に車を買い替えますから、2台の車を買う計算になります。
200万円×2台=400万円 必要です。
30万円の下取りをしてもらったとすると、
400万円−30万円×2台=340万円が必要となります。
私は相棒のおかげで340万円を節約できました。
もっと細かく考えると、マジョ君は新車を買うことにより自動車保険に車両保険を付帯する可能性が高いです。
相棒のバモスホビオには当然、とっくに車両保険は付けていません。
令和8年5月現在加入している自動車保険の年間保険料は16,000円です。
そのような必要経費の差額も発生してきます。
かたや20年経過した相棒に修理費はないのでしょうか。もちろんこれまでに数回の修理が発生しました。
点火プラグの交換 〜 修理費1,000円
ハブベアリング交換 〜 修理費12,000円
トランスミッション異音 〜 修理費25,000円
シリンダーガスケット交換 〜 修理費20,000円
10万km毎タイミングベルト交換 〜 20,000円
合計20年で78,000円です。
定期的なメンテナンスは車を買い替えていても必要ですから省略しますが、修理費なんてこんなものです。
もちろん修理費は修理を依頼する車屋さんによって変動します。
ディーラーだったらこんな費用では済まないでしょう。(安さでおすすめは個人経営の車屋さんです。
融通を利かせてくれます。)
車を買い替えていくパターンの340万円から、乗り続けた場合の修理費78,000円を引くと、3,322,000円。
相棒のバモスホビオが頑張ってくれているおかげで、私は3,322,000円浮いています。
見栄を張らず、所有しているものを大切にするだけでこれだけ節約できたのです。
古い車ならではのメリットはまだあります。
古く、売る価値もなくなった車は
「乗れば乗るほどお得」です。
リセールバリューが存分に残っている車だと、年数と走行距離を重ねるたびに価値が下がっていく状況にあります。
しかし、年数も10年超え、走行距離は10数万kmまで到達した車だと、乗れば乗るほど私の相棒のように車購入費を先送りしてくれるのです。
だって乗れるんですから。
「下がっていく価値」なんて不要です。
車は道具です。
走行距離を重ねる事にストレスを感じるような高級車は所有せず、今所有している愛車を愛でながら走り倒し、車の買い替え費用を資産運用の資金としてインデックスファンドを買いましょう。
車購入費用として例に出した200万円を、全世界株式インデックスファンドに一括で投資し、10年間運用したとします。
毎年の平均利益率を5%で計算したとしても、10年後には200万円が329万円になります。
これは絵に描いた餅ですが、現実的な数字で計算しています。そのくらいの価値を秘めた節約なのです。
田舎住まいでどうしても車が必要な人にとって、車はやはり乗り続けた方がコストパフォーマンスは優れていると言えます。
リセールバリュが優れているランドクルーザーか何かを買えばいいと言う友達がいるのですが、
改めて「車は移動手段」です。
事故する可能性。
盗難に遭う可能性。
それらから守る高額保険の必要性。
高級車購入費用を投資に回せない機会損失。
乗れば乗るほど価値を下げる事実
などをお考えください。
私のような凡人投資家はやはり、同じ車を乗り続けるのが節約の正解であると断言します。



コメント